守る屋久島
Green Fins
導入を目指して

Green Fins(グリーンフィンズ)とは、
UNEP(国連環境計画)とイギリスの
Reed World財団による
サンゴ礁保全のための取り組みです。
環境に配慮した、ダイビングや
シュノーケリングのガイドラインを作成し、
遵守するマリンレジャー事業者の
評価や認定をしています。
世界では、フィリピン・ベトナム・タイなど
各国の中央政府主導で15カ国、
約700のマリンレジャー事業者に
採用されています。
Green Finsを採用すれば、
サンゴを傷つけないマリンアクティビティの
提供ができ、さらに認定を受けることで
環境に配慮していることの
証明にもなります。

屋久島への導入目標

屋久島でも、Green Finsの導入に向けた
勉強会などを実施。
環境分野では「サンゴなど豊かな自然
あふれる社会の実現」を、経済分野では
「サステナブルツーリズムの実現」を目標
としています。
また屋久島の海に来たい、と思ってもらう
ために、その価値を高めようとしています。

みなさまへのお願い

屋久島でダイビングやシュノーケリングを
行う際には、サンゴ礁や海洋生物に負荷を
与えないように十分に注意してください。
難しいマナーはありません。触れたり、
踏んだりせず、その美しさを目でお楽しみ
ください。海洋生物を追いかけたり、
餌付けすることも禁止しています。
遊ぶ前に、環境アドバイスをご覧ください。

サンゴに触ったり、蹴ったり、
膝をついたり、寝転がったり、踏んだりしない
足やフィンに常に気をつけましょう。ダイバーやシュノーケラーは、足やフィンで簡単にサンゴを壊してしまいます。サンゴはとても壊れやすく、成長するのに長い時間がかかります。サンゴを踏んだり蹴ったりすると、サンゴが壊れたり、病気にかかったり、死んでしまったりすることがあり、さらにあなたも足を切るかもしれません。
海洋生物を追いかけたり、触ったりしない
接触は、どんな生物でも大きなストレスです。また、病気を伝染させたり、魚類、哺乳類、無脊椎動物などの保護膜を剥がしてしまうこともあります。特にウミガメは、肺呼吸のために水面に上がることがありますが、触ったり、近寄りすぎないようにしましょう。海洋生物に十分なスペースを与えることで、より長く、楽しい出会いを楽しめるはずです。
魚に餌付けをしない
魚などに餌付けをすると、その餌に頼るようになります。また、魚は餌をもらえると思っているので、ダイバーに対して攻撃的になります。また、魚が自然の餌を食べなくなることで、サンゴが藻で覆われてしまうこともあります。餌付けされた魚は病気になり、巣を空にして外敵に狙われやすくなります。
有毒な日焼け止めは使わない
日焼け止めに含まれる オキシベンゾンやオクチノキサート などの化学物質はサンゴに悪影響を及ぼす可能性があります。サンゴに害を与えると証明されている化学物質を含む日焼け止めは 使わないようにしましょう。それらが海に入らないようにしましょう。
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